2024 09,28 15:11 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2014 07,01 00:45 |
|
1人大人に混じって、大人以上の心意気で最善を尽くそうと持つ知識をフル活動する少年。
もしも僕がと人知れず小さな拳を握りしめていたのも知っている。 頼っていいんだと伝えたくて彼を誘った。 変わらぬ姿に反して寝台で眠る彼は小さく震えていた。 やはりと堪らずそっと頭を撫でると兄者と小さく漏れた 見慣れぬ天井にも常ならば理解するが今日は証がないかの様にぼんやりとする。 体を起こそうとして驚いた。 寝台を枕に眠る仲間の姿に彼の服を握りしめる自らの手。 動揺が伝わったのか細い目が開いた。 言葉が纏まる前に挨拶と気遣う言葉。 頭を撫でられた。 それは夢と同じだった。 PR |
|
2014 07,01 00:44 |
|
西廊国への道中、参謀達の考えた今後の動き方。
一般的な教育しか受けていない軫宿は2人の話は難しいと思う。 だからこの男は理解できていない。 策は理解は出来るがこの男に説明するのは難題だ。 参謀達にも難題のようで少しの間の後、結局は幼子にも理解出来る簡単な結論だけ。 ほら怒った。短気だからな |
|
2014 07,01 00:42 |
|
見た目とは真逆で一度決めたら曲げない。
その上集中したら誰が何を言っても耳には何も入らない。 それがどれだけ周りに心配させているか分かっていない仲間をどうすべきか。 反則かもしれないが…面とると流石に気づいたので悪戯っぽく笑った。 「根を詰めると体に毒ですよ」 すると諦めたように息を吐いた |
|
2014 07,01 00:39 |
|
西廊国への途中見つけた泉。服を着たままの少年。
どうやら体格を気にしているらしい。 昔は細いどころかガリガリだったと言うと 「井宿さんは細身ですけど足腰だけでなく上半身もしっかり筋肉が(ry」 相当驚いたらしく細身を連発。 確かに否定はできないが… 「張宿もこれからどんどん大きくなるのだ」 |
|
2014 07,01 00:36 |
|
初めて見るものばかりで胸は高鳴るがれよりも敵との対立が本当は怖い。
出ては引っ込む張宿。 「張宿。温かいお茶をもらったのだ」 …張宿はいつ姿を現すのか。 張宿を信じる仲間にどうしたらいいのか。 勧められ茶を口に含むと深呼吸するよう言われた。 「困ったときは落ち着いて考えるのだ。焦らなくていいから。落ち着いて。時間がかかってもいいから」 変わらぬ、けれど温かい笑みを信じてゆっくりともう一度深呼吸する。 すると足の甲に温かみを感じた。 「あ…」 「体が温かいうちに布団に入るのだ」 なんでもない風に頭を撫でられた。 大丈夫と言われた気がした。 |
|
忍者ブログ [PR] |