2024 09,29 07:26 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2014 07,01 00:29 |
|
国主催の慰霊祭は規模も人も桁違いに多い。
思うように進めず、気がつけば人気のない場所で見覚えのある姿を見つけた。 虚ろな瞳で一点を見つめる姿に思わず目を奪われた。 彼らはどんな思いでこの日を迎えたのだろう。 「井宿さん…」 呟きに気づき苦笑して頭を下げる彼に笑顔で応えた PR |
|
2014 07,01 00:28 |
|
一緒に来た相手が悪かったのか、手を合わしにきただけなのに泊めてもらうことになった。
どうやら七星士の情報は張宿経由で知っているらしく勧められるまま変身の術を見せた。 物静か彼はどこへ? 目を輝かせすごいすごいと喜ぶ彼に他の術も披露した。 はぁ。幼い仲間の面影の笑顔には本当に弱いのだ; |
|
2014 07,01 00:27 |
|
人の気配に振り返ろうとしたら目を塞がれた。
「だーれだ?」 ため息が出た。 声は柳宿、早く答えろと言わんばかりの手の動きに一瞬で真後ろまで来たあの駿足は翼宿、そして背後には 「美朱に鬼宿、柳宿に翼宿と張宿。何をやってるのだ?」 「柳宿がすごく美味しそうな菓子作ったの。みんなで食べよう」 |
|
2014 07,01 00:26 |
|
彼の父に聞いた彼の宿命に驚き動揺した。
そんな大役を…何より人を傷つける事を嫌う彼が戦いの場に身を置くことがなるだなんて。 彼の気持ちを考えると胸が痛い。 そんな彼を支えれるのか、怖い。 彼をよく知る幼馴染に相談した。 けれど返ってきたのは思いつめた切ない瞳だった |
|
2014 07,01 00:26 |
|
10を過ぎ将来を本気で考え始めてから会う時間が減ったが目標を思えば遅すぎる方だ。
久々に見たあいつは顔色が悪かった。 「お前、大丈夫か?」 問うと頷いた。 「ちゃんと寝てんのか?」 「油が切れたら」 李家の油がそうそう切れるかよ!と言いかけ、傾いた体を支えた。 間抜けな寝顔を見て息を吐いた。 |
|
忍者ブログ [PR] |