2024 09,29 01:20 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2014 07,01 00:50 |
|
屈託なく笑い時には三等身なって仲間とじゃれ合うその姿はとても二十歳を超えた大人には見えない。
大人に混じる子供の自分にそっと手を差しのばしてくれる彼に感じるのは何故か違和感。 軍学経済外交歴史それに仲間の事。 彼の話は楽しい。 …そうか彼自身の事は何も知らないんだ。 それが違和感。 PR |
|
2014 07,01 00:49 |
|
仏の顔は三度までとはよく言ったもので、一度目二度目はある意味仕方ないだろうが別のやり方もあっただろう。
忠告をしたところで三度目は書庫で調べもの、見張りに敵国へ間者そして今度は… 苦み成分をあえて増量した滋養によい薬を片手に部屋を出る。 何度言えば… 口直しは自分でどうにかしろ! 気配が読めるのは便利だ。 見せかけの釣り竿を仕舞い立ち去ろうてした時珍しくついて来た軫宿の猫が飛びかかってきた。 か勘弁してほしいのだ…。 騒ぎで駆けつけた彼に渡された小瓶の中の素敵な香りに体が拒否反応するが見逃してはくれない。 猫は監視役だったか…と苦い顔で男と猫を見た |
|
2014 07,01 00:45 |
|
1人大人に混じって、大人以上の心意気で最善を尽くそうと持つ知識をフル活動する少年。
もしも僕がと人知れず小さな拳を握りしめていたのも知っている。 頼っていいんだと伝えたくて彼を誘った。 変わらぬ姿に反して寝台で眠る彼は小さく震えていた。 やはりと堪らずそっと頭を撫でると兄者と小さく漏れた 見慣れぬ天井にも常ならば理解するが今日は証がないかの様にぼんやりとする。 体を起こそうとして驚いた。 寝台を枕に眠る仲間の姿に彼の服を握りしめる自らの手。 動揺が伝わったのか細い目が開いた。 言葉が纏まる前に挨拶と気遣う言葉。 頭を撫でられた。 それは夢と同じだった。 |
|
2014 07,01 00:45 |
|
誰にだって一人になりたいときがある。
人間にも猫にも。 ふわりと人の輪から離れて行ったのを何度見逃してやったと思ってるんだ… 「たま、どこに行ったのだ?魚が焼けたのだ」 まったく、気は読めるくせに空気は読めないやつだ。 腹が立つから爪をたてたら狐目を丸くした。 いい気味だ。 |
|
2014 07,01 00:44 |
|
西廊国への道中、参謀達の考えた今後の動き方。
一般的な教育しか受けていない軫宿は2人の話は難しいと思う。 だからこの男は理解できていない。 策は理解は出来るがこの男に説明するのは難題だ。 参謀達にも難題のようで少しの間の後、結局は幼子にも理解出来る簡単な結論だけ。 ほら怒った。短気だからな |
|
忍者ブログ [PR] |