2024 09,28 11:20 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2014 07,01 00:33 |
|
仲間達と3度目の別れをした後太一君に名前を呼ばれた。
けれど何も言わず真剣な顔で見つめられた。 何を言う気かと構えた時太一君の垂れた口が和らぎ一瞬だが優しく弧を描いた。 …あ。 「なんやねん」 太一君には散々怒られたが褒められたことは1度もない。 そんな太一君に褒められた気がして涙腺が緩んだ PR |
|
2014 07,01 00:30 |
|
面を持つ手が僅かに震えた。
後1枚…かつて娘娘がくれた物。 あの時よりも能力の扱い方には自信がある。 だが面はどうしても作れなかった。 それがどういう事か。 変化の術かそれとも仲間がくれたこの神水か。それともまた面を張るか。 …太一君に「あるがままの己を受け入れろ」と言われたのを思い出した |
|
2014 07,01 00:29 |
|
国主催の慰霊祭は規模も人も桁違いに多い。
思うように進めず、気がつけば人気のない場所で見覚えのある姿を見つけた。 虚ろな瞳で一点を見つめる姿に思わず目を奪われた。 彼らはどんな思いでこの日を迎えたのだろう。 「井宿さん…」 呟きに気づき苦笑して頭を下げる彼に笑顔で応えた |
|
2014 07,01 00:28 |
|
一緒に来た相手が悪かったのか、手を合わしにきただけなのに泊めてもらうことになった。
どうやら七星士の情報は張宿経由で知っているらしく勧められるまま変身の術を見せた。 物静か彼はどこへ? 目を輝かせすごいすごいと喜ぶ彼に他の術も披露した。 はぁ。幼い仲間の面影の笑顔には本当に弱いのだ; |
|
忍者ブログ [PR] |